オンライン英会話を始めた人「オンライン英会話でもっと話せるようになりたい。」「レッスン前後どのようなことを気をつければいいか知りたい。」
このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 【準備】効果を最大化させる5つの準備
- 【実践】オンライン英会話を効率的に受講する5つのポイント
- 【復習】終了後に必ず行うべき3つのこと
権威性
この記事を書いている僕は、20社以上のオンライン英会話を体験しています。
学生時代にTOEIC225→875を達成。現在ではTOEIC940点を獲得。
【準備】効果を最大化させる5つの準備
レッスン前の準備がオンライン英会話上達のカギです。以下の5つの準備をおこない、英会話の効果を最大化させましょう。
- 目標を決める
- 独自の単語帳を作る
- 英語日記を書く
- 発音のチェック
- 講師選び
それぞれ詳しくみていきましょう。
目標を決める
目標を「長期・中期・短期」に分けて考えましょう。それぞれを決めることで、行動の原動力になります。
長期的な目標
長期目標は1年以上かかる目標をイメージ。達成するのを想像すると、思わずニヤけてしまうような目標を立てることが大切。ビジネス英語が話せるようになる!などの目標ではダメ。来年の3月までに、自分の仕事に関わることなら英語で話せるようになり、海外勤務をして、エマワトソン並の美女と付き合う。みたいに具体的で、モチベーションにつながる目標を立てましょう。
中期的な目標
中期目標は1ヶ月程度の目標をイメージ。長期目標を達成できるように、数値を含めた目標を立てましょう。例えば、「1つの質問に対して1分間は話し続けることができるようになる」という目標。この目標を達成するために、短期目標で文法や単語、発音の勉強をするなどの目標が立てやすくなります。
短期的な目標
短期目標は1週間、1日の目標をイメージ。ここでいえば、1レッスンごとの目標を明確にするのが短期目標です。「今日はこのイディオムを発言しよう」などと決めておくと、毎回のレッスンに集中でき、効果的に学習を行うことができます。
独自の単語帳を作る
単語を単語帳で覚えるのは初心者には超効果的。が、中級者以上になると、それと並行して自分の生活の中で使用している言葉で、英語に訳せないものを覚えるのがおすすめ。iPhoneのメモ帳を使用して、日常で英語に訳せない言葉をすぐにメモするクセをつけましょう。とはいえ、全てメモしてると膨大な量になってしまうので、1日3つ程度でOK!これを繰り返すと、どの参考書にもない、自分が一番必要としている単語帳ができます。、
英語日記を書く
以下が、英語日記の5つの学習ステップです。
- 日本語で日記を書く
- 自分の力でそれを英語に直す。
- わからない単語や文法を調べて文にする
- 発音のチェック
- 本番で講師にチェックしてもらう。
英語日記は、地道ですが自分の話したい言葉を話せるようになる一番の学習方法です。毎日1行でもいいので書くようにしましょう。
発音のチェック
発音は「単語」と「文法」と同じく英語を構成する最も大切な要素の一つです。発音がわからなければ、文法や単語を理解しても会話をすることはできません。日本人はとくにRとLの発音が苦手なので、Siri機能を使って無料で発音のチェックを行いましょう。その他にも音読やシャドーイングなどを繰り返しおこなうことで、発音は必ず良くなります。
講師選び
講師選びはオンライン英会話では超重要。「フィードバックが丁寧な人」「発音が綺麗な人」など自分の目的に合った講師をしっかりと選びましょう。毎日同じ講師でなくてもいいですが、定期的にレッスンを受ける講師を決めておくと自分の成長などをみてくれるのでモチベーションも上がります。
【実践】オンライン英会話を効率的に受講する5つのポイント
レッスン中に気にするポイントは以下の5つ。毎回意識的に行うようにしましょう。
- 講師に目標を宣言する
- トピックを自分で選択する
- 失敗を恐れない
- 話す量を増やす
- 英会話を楽しむ
それでは詳しく説明していきます。
講師に目標を宣言する
事前に立てた目標を講師に宣言しましょう。宣言することで、自分だけでなく講師もそこを意識してくれるので、より質の高いレッスンにすることができます。例えば、今日は「文法のミスがないように話します」と宣言すると、講師も文法が間違っていないかいつも以上に丁寧にみてくれるといった感じです。お金を支払ってるからといって行使に全てを任せると自分が損をします。どんどん宣言&リクエストをして、講師を使って成長しましょう。
トピックを自分で選択する
オンライン英会話でフリートークで講師に話題を決めてもらうのはもったいないです。というのも、それは講師の聞きたい内容であって、自分が話したい内容ではないから。事前に書いている日記などのトピックについて話すのがおすすめ。日記の添削もできて、使える単語や文法を増やすことができます。
失敗を恐れない
発音や文法など日本人は少しのミスにも敏感になりがちです。が、実際少しの文法や発音のミスがあっても相手には通じるし、失敗をしないと覚えることもできません。実は、失敗をすればそれだけ印象にも残り、覚えられるので失敗するのは得しかありません。早く失敗すればするほど英語力は伸びるし、失敗を恐れて会話量が減ればそれだけ成長の機会を逃すことになります。誰でも初めはできなくて当たり前。完璧主義を捨てましょう。
話す量を増やす
1回のレッスンで3分しか話さない人もいれば、15分以上話す人もいます。単純に考えて後者の方が成長スピードは速いです。が、多くの人がそんなことを気にせずにレッスンに取り組んでしまっています。例えば、「YES」「NO」で答えられる問題であっても、「YES」「NO」だけで答えるのはNG。答えとプラスで理由などを付け加えるなど、自分が話す量を増やすことを意識して会話しましょう。
英会話を楽しむ
好きこそ物の上手なれといわれるように、楽しむことはとても重要。じゃあどうやって楽しむのかわからない人は、できるようになったことを記録してみてください。自己紹介がスムーズにできるようになった。など小さなことでも問題なしです。自分の成長を感じるとやる気もUPするし、もっと成長しようと思い英会話を楽しむことができます。ここで重要なのは、他人と比べてではなく、過去の自分と比較して何ができるようになったかを考えること。
【復習】終了後に必ず行うべき3つのこと
やりっぱなしはもったいない。記憶に定着させるために、終了後に以下の3つを行いましょう。
- 単語やイディオムは単語帳にまとめる
- 伝わらなかった表現と発音を確かめる
- 次のレッスンの予約
単語やイディオムは単語帳にまとめる
人間は覚えたものを1日で74%忘れてしまいます。そのため、復習を行うことが英語上達のためには必須。レッスンが終わったあとには必ず、単語やイディオムをまとめましょう。次回の会話の中で意識的に使うようにすると、知っている単語から使える単語に変わります。
伝わらなかった表現と発音を確かめる
オンライン英会話での失敗は最高の財産。伝わらない言葉があることがわかることが、英会話最大の魅力と言ってもいいです。この弱点を後回しにすることなく、すぐに答え合わせをして復習をしましょう。伝わらなかった表現や発音を1レッスンで1つでも身につけるだけで、表現の幅は着実に広まります。
次のレッスンの予約
また次英会話やりたいときに予約しようと、予約を後回しにすると、その時間は永遠にやってきません。
レッスンはキャンセルもできるので、直前でどうしても外せない予定が入れば、キャンセルをすればいいだけ。その場合も、別の時間帯の予約を入れるようにしましょう。自分でルールを作り、強制的に継続できる仕組みを作ることが英語力向上のコツ。
まとめ:インプット×アウトプット×継続
レッスン前・中・後で必要な学習ステップを13個にまとめました。この13個を意識するだけで必ず英語力が身についていきます。大切なのは、オンライン英会話を英語学習の全てとするのではなく、アウトプットと認識すること。良いアウトプットを行うには、インプットは欠かせません。インプットとアウトプットのサイクルを回していくのが、英語学習で最も効果を発揮します。地道に継続していきましょう。