リーディングの勉強をしようと考えている人「TOEICで高得点が取りたい!」「英語のリーディングの勉強方法が知りたい・・」と悩んでいるあなた。
本記事ではこういった疑問に答えていきます!
本記事のテーマ
【初心者向け】英語リーディングの勉強の始め方と3つのコツを解説
リーディングの学習方法
①目標設定:1日1000語以上の文を読む
②基礎理解:リーディングのメリット3つを把握
③学習の準備:単語と文法の基礎理解
④学習手順:精読→多読
⑤実践方法:読解の3つのコツ
読者へのメッセージ
本記事は「リーディング力を伸ばしたいけど、学習方法がわからない・・・」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「リーディングの学習方法、メリット、その他の英語スキルを伸ばす方法」をイメージできるようになります。
「リーディングの課題嫌だなぁ・・・」と思っていた僕が、今では自主的に朝から英語のニュースを読み、英語を使った仕事をできるまでになりました。英語が苦手な初心者でも、すぐに学習に取り組めるような記事を執筆していきます。
①目標設定:1日1000語以上の文を読む
目標設定は、毎日1000単語以上の文を読むことにしましょう。
試験などの点数で明確な目標がある人は、その目標でもちろんOK!しかし、時間を目標とするのではなく、内容(英文の量)を目標としましょう。時間を目標とするとどうしても質が落ちるので、限られた時間内で実力をつけることを意識しましょう。
②基礎理解:リーディングのメリット3つ
語彙力の増強
語彙力は単語に触れた回数によって決まる。リーディングは、生きた英文に何度も出会うことができるので、使える単語量を増やすには最高の学習法です。
英語力の底上げができる
当たり前のことですが、毎日リーディングを行うと長文をだんだんストレスを感じずに理解できるようになります。日本人は英語を、以下の順番で理解できるようになるといわれています。
身につきやすいスキルの順番
リーディング>リスニング>ライティング>スピーキング
文を固まりで理解できる
英語が苦手な人は文を1回で理解できず、何回も読み直してしまうことが多い。しかし、リーディングを継続して行うことで、文を頭から読んで理解できるようになる。つまりは、自然と文法の理解や読解力を伸ばすことができるのです。
③学習の準備:単語と文法の基礎理解
リーディングは英語の基礎ですが、以下の2つができていない場合は、読めずに心が折れてしまうので、不安を感じる人は以下から取りかかりましょう。
単語を中学レベルまで覚えよう
中学英語で習う単語力がないと、どんなリーディングも効果は得られません。というのも、私は全く基礎のない状態でがむしゃらに大量の本を読んでいましたが、ストレスを感じるだけでほとんど効果がありませんでした。中学英語に不安がある人は、まずは以下の記事で単語の基礎習得から始めましょう。
【初心者向け】英単語習得5つのコツを10000語覚えた私が解説
文法の基礎を理解しよう
中学文法が身についていない人も同様にリーディングを行っても効果を最大化できません。単語の勉強と並行して以下の記事で文法学習も行ってください。
【英文法勉強法】3ヶ月で完全マスターの方法を初心者向けに解説
④学習手順:精読→多読
学習方法の基本は次のとおり。
(1)精読で文を詳細まで理解
(2)多読で英文に何度も触れる
これだけです。どんな試験対策でも、英語教室でも留学に行っても、流れは上記になります。
大切なのは、「(1)精読→(2)多読」という流れです。逆になることもありえません。
それでは詳しく説明していきます!
精読
精読とは、文章でわからないことがあったら原因を分析する読み方のこと。「文法が理解できていない」または「単語を知らない」などの原因を明らかにし、改善することで初めて長文読解力が向上します。
精読の方法
- 文章を読む
- 文章のわからない原因が「単語」なのか「文法」なのかを分析する
- 単語と文法を確認する
多読
多読とは文字が表している通り、多くの英文を読むことである。ただ量をこなすのではなく、自分の興味のある分野で適したレベルの英文を何度も読み進めることが大切。
ポイント
- 自分のレベルに合った本を選ぶ
- 返り読みや単語検索を行わない
- 読むスピードを意識する
よくある質問:おすすめの教材はありますか。
リーディング本で一番大切なのは、自分のレベルに合う興味のある分野を学ぶことです。とはいえ、なかなか見つけるのが難しいと思いますので、何も浮かばない人はラダーシリーズがおすすめです。レベル分けもされていて、音声でも学べるので効果的です。
レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 |
語彙1000語 |
語彙1300語 |
語彙1600語 |
語彙2000語 |
語彙制限なし |
TOEIC®テスト 300〜400点 |
TOEIC®テスト 400〜500点 |
TOEIC®テスト 500〜600点 |
TOEIC®テスト 600〜700点 |
TOEIC®テスト 700点以上 |
英検4級 | 英検3級 | 英検準2級 | 英検2級 | 英検準1級以上 |
⑤読解のコツ:どんな試験でも共通の3つの読解ポイント
重要なことを先に述べる(結論先、説明後)
英語は結論を先に述べて、その詳細や説明を後から行います。
この例文のように、まず告知の理由「顧客に身分証の提示を求める」という結果から伝え、その理由「詐欺防止」を述べるのが英文の基本です。
スキミング
スキミングとは、文章の要点をおさえ、全体の意味を理解するための読み方です。
スキミング重要ポイント
- 最初と最後のパラグラフ
- 各段落の最初と最後のセンテンス
スキャニング
スキャニングとは、大量の文章から特定の情報を探し出すための読み方です。
例えば「いつからこのルールは適用されますか?」との質問があったらどのような読み方をしますか。
日時に関する情報がどこに書かれているかを探しますよね?このように探す必要のある要点を部分的に読む読み方がスキャニングといいます。
よくある質問:アプリやスクールを使用したほうがいいですか?
最近は有料アプリの質も上がっているので、結論としては「独学で無理そう」または「できるだけ早くスキルを身につけたい」と感じるなら、ありかなと思います。
しかし、勉強の仕方についても、基本的に答えはweb上にたくさん落ちており、アプリやスクールに通ったからといって他では学べない特別なことが学べるというのはほとんどありません。
とはいえ、参考書を読むのが苦手な人や継続力がないという人は有料アプリやスクールを活用するメリットはたくさんあるのでいいと思います。
なお、おすすめアプリは「スタディサプリTOEICの人気の理由と効果を徹底調査!」で、無料プランから始められるので、独学と検討しつつ試してみるのもいいかなと思います。