英語日記を始めたい人「英語日記で効果が出るのか知りたい。」「英語日記の書き方がわからない。」「成長につながっているか不安」
このような疑問に答えていきます。
本記事のテーマ
- 英語日記のメリット3つ
- 英語日記の書き方7ステップ
権威性
この記事を書いている僕は4年以上英語の日記をつけています。
英語関連の本を20冊以上読み、実践した効果的な部分を紹介していきます。
読者へのメッセージ
本記事は、英語日記に挑戦しようと考えている人向けに書いています。記事を読むことで、「英語日記に取り組むメリット」「英語日記のはじめ方」「成長に直結する学習方法」がイメージできるようになります。僕も英語日記を行い、スピーキング力を上げたおかげで、海外大学への留学ができました。英語日記は地味ですが、誰にでも実践でき、成長に直結する学習です。
英語日記がもたらす3つのメリット
何を学習すればいいのかを明確にできる
英語日記に取り組むことにより、自分が日常で考えていることや話していることを学ぶことができるので、本当に必要な単語やフレーズが明確になります。その中でわからないフレーズを毎日1分ずつでも学ぶことにより、瞬時に英語に訳せる言葉が増えます。瞬間的に出てくる英語が増えるということは、英会話ができるようになることに繋がります。
成長を実感しやすい
日記を中心に学習を進めると、遠回りせず最短で英語力をつけることができます。学校で習うように、例文を完璧に覚えても、実際に使うことはほとんどありません。が、自分で書いた日記のフレーズを覚えるとすぐに実践で使うことができるので、成長を実感する機会が圧倒的に増えます。学習してすぐに成長を感じるのは、継続するモチベーションにもなる大切な要素の一つ。
英語力の基礎力がつく
英語日記を正しく実践すれば、リーディングやライティングだけでなく、リスニングやスピーキングを確実に伸ばすことができます。瞬時に出る英語を増やすことで、英語力全体の底上げが可能!
英語日記の書き方7ステップ
英語日記は以下の7つのステップで学習を進めます。
- ゴールを設定する
- 日本語日記を書く
- 一文を厳選する
- 自力で英語にする
- 添削してもらう
- Siriを使用して発音のチェックをする
- 100回繰り返し文を発音をする
それでは詳しく説明していきます。
ゴールを設定する
結論をいうと、英会話のゴールは日本語で言いたいことが瞬時に英語に言い換えられること。
僕たちは、日本語でも使わない単語を頑張って覚えようとしていることが多い。例えば、海外の経済学部の大学へ行きたい人が需要と供給を英語で訳せないのに、年に数回しか使用しないであろう医療関係の単語を必死に覚えたりしてしまっています。これは極端な例ですが、多くの人が自分の成長を実感しにくい勉強をしているため、英語ができないと思い込んでいるのです。英語単語は必要なものだけ覚えればOK。
保育園児を想像してください。知らない単語はたくさんありますが、彼らの中でのコミュニケーションに問題はありません。英語を学ぶ際も同じように、自分の普段使用している言葉を英語に訳せることをゴールに置きましょう!
日本語日記を書く
初めから英語で書くのはダメ。自分が覚えている範囲の単語しか使用できないので、話せるフレーズが増えることがありません。このやり方をすると、英語に自信がない人は次のような英文を作ってしまいます。
覚えた単語を使える単語にする役割は果たしていますが、これだと効果が薄く、話せるようになるまで膨大な時間が必要になります。
整理すると英語で日記を始めてしまうことでおこるデメリットは2点です。
- 自分が本当に言いたいことではない英文を作ってしまう。
- 語彙力が増えていかない。
そこで日記は英語で始めるのではなく、日本語で自分が普段考えていることを書くようにしましょう。初めは150文字くらいでOK。
このような感じで、きれいな文章を書こうとかは考えなくても問題なしです。自分が考えていることや普段話していることをありのまま書いていきましょう。
一文を厳選する
日本語で書いた日記を全て英語にする必要はありません。日記の中で「特に言えるようになりたい一文を選ぶ」もしくは「内容を要約した文の作成」を行うことが大切です。膨大な量を英訳しても、書いたものが瞬時に使える英文にはなりません。
その日に書いた日記
厳選した一文
この2つならどちらなら勉強しようという気になりますか?もちろん厳選した一文ですよね!
まとめると英訳を一文に厳選するメリットは以下の3つです。
- 瞬時に出てくる英文を増やすことができる
- 精神的負担の軽減ができ、継続率UP
- 復習を行いやすいので、身につく
自力で英語にする
初めは辞書やサイトを使用せず、自力で英語に訳してください。この際に全然訳すことができなくても問題なしです。自分はどの言葉を英語に翻訳でき、逆にできないものは何なのかを明確にすることが大切です。自力で英語に訳したあとは、似たような英文をサイトなどで確認をして、自分の英文をより完璧なものにしていきましょう。この際に使用するサイトは、信頼性が高いものにするのが必須。プロが例文を作成しており、解説がついているものが望ましいです。
私はDMM英会話なんてuKnowというサイトを使用しています。
解説もあり無料で利用できますので、使用するサイトを決めてない人はこれでOK!
先ほどの例でいうと、「今まで当たり前と思っていたことに感謝しなければならないと感じました。」という一文を英文に訳し、次のような文を作れれば次のステップにいきましょう。
添削してもらう
自力で英文を作成したあとは、オンライン英会話で添削をしてもらいましょう。本当に自分の作成した英文が、ネイティブに通用するのかを確かめるのはとても大事!オンライン英会話で質問をすると、意欲的な生徒だと喜んでくれる講師も多いため、その後のレッスンも楽しくなります。聞き方は以下のような感じです。
Siriを使用して発音の練習をする
発音は英語の基礎であり、正しい発音を知らないとリスニングもスピーキングもできません。特に日本人は自分の発音が正しいのかを気にしてしまう人が多いので、自信をつけるためにも必ず行いましょう。発音のチェックの仕方は以下の手順で行います。
- Siriの機能を英語版にする
- 自分の作成した英語を読む
- 連続で5回正しい英語の発音ができるまで繰り返す
発音は繰り返し練習する中で必ず身につきますので、毎日少しずつ取り組むようにしましょう。
100回繰り返し文を発音をする
100回というと多いように感じますが、短文なので15分もあれば100回発音練習ができるようになります。人間は1日で74%のことを忘れてしまうと言われているので、何度も繰り返し練習することが大切。朝・昼・夕に5分ずつ、また次の日にも何度か作成した英文に触れるようにしましょう。